賃貸住宅の立地 満足度が高いのはやはり通勤に便利なエリア
賃貸住宅の立地はとても重要です。
最も満足度の高いのは通勤、通学に便利だということですが、次に満足度が高いのは、日常の買い物や、医療などに便利というてんです。
このてんで対象となるのは、高齢者だと思いますが、最近は郊外に戸建て住宅やマンションに住んでた方々が高齢になって、郊外の生活に不便を感じるようになり、買い物や医療に便利な都心部で賃貸住宅生活をする方もおられるそうです。
特に買い物はインターネット通販を活用できても医療となると、やはり通わなければならないので、大きな病院等に、すぐに通えるというのは高齢者にとっては魅力的な事柄だと思います。
もちろん買い物や医療などに便利というのは、高齢者だけでなく、あらゆる年齢層の人たちにとっても魅力的な事柄です。
ところで3番目に満足度が高い立地条件は街の景観です。
便利でもゴミゴミした街よりも、きれいな景観の街に住んでみたいと思うのではないでしょうか。
阪神間では阪急神戸線の夙川駅、岡本駅、芦屋川駅といったところに人気がありますが、その理由はやはり景観が良いというてんがあると思います。
街の景観も物件の魅力をアップさせます。
他にも満足度の高い立地条件として、近所の人たちやコミュニティとのかかわり、火災、水害、地震などに対する安全、騒音や大気汚染の少なさ、治安、犯罪発生の防止といったことも満足度の高い立地条件としてあげられています。
なかには南海トラフ地震が必ず来るということで、津波が来ないことが確実な場所に住みたいという方もおられます。
ウィキペディには南海トラフについて
南海トラフ巨大地震(なんかいトラフきょだいじしん)は、フィリピン海プレートとアムールプレート[注 2]とのプレート境界の沈み込み帯である南海トラフ沿いが震源域と考えられている巨大地震[2][3]。時に超巨大地震となることもある[4][5]。詳しくは南海トラフ沿いの巨大地震(なんかいトラフぞいのきょだいじしん)と呼ばれる[6][7][8]。
と書かれています・
もちろんすべての立地条件をクリアしているアパートマンションというのは、ほとんどないと思いますが、もし都心部までに30分で移動できる駅に近い物件であるならば、通勤する単身者にターゲットを絞り、セキュリティを強化したアパートマンションにするなど単身者にとって満足度の高いものへと改修するならば入居率を安定させることができるかもしれません。