小規模マンションオーナーの日記


11月 07, 2023

窓からの眺めも家賃に影響する しかし眺めは変化することも


以前ですが兵庫県の六甲山に六甲山ホテルがありましたが、伝統的な六甲山ホテル、海側の部屋と山側の部屋とでは料金が異なります。

海側の部屋のほうが料金が高いのです。

というのも海側の部屋からは神戸の街並みから遠く大阪までを眺めることができ、美しい夜景を楽しむことができるからです。

そして六甲山ホテルに限らず、他のホテルでも窓からの眺めの良い部屋は料金が幾らか高めに設定されていることは少なくありません。

六甲山ホテル – Wikipedia

 

ところで窓からの眺めが重要視されるのはホテルだけではありません。

賃貸物件や分譲マンションでも同じです。

例えば多くの場合、賃貸物件の場合、高い階のほうが家賃が多少高くなりますが、なぜでしょうか。

その要因の1つは通常は高い階のほうが眺めが良いからです。

逆に1階部分が最も人気がないので、1階を住居にせずにテナントにする物件も多々あります。

さらに分譲マンションでも高層階のほうが値段が高くなる傾向があります。

これもまた窓からの眺めが高い階ほど良いからでしょう。

ですから賃貸物件を選ぶ場合でも、分譲マンションを購入する場合でも、実際に物件を見て、窓からの眺めが良いかどうかを確認してみるのは大切なことです。

眺めが良ければ、物件売却値段にも多少、有利になることでしょう。

賃貸住宅画像

新しい建物が建つことにより窓から眺めが変わることがある。

ところで都心部や駅から近いなどの周辺エリアに恵まれた物件の場合は窓からの眺めについては気をつけるべきてんがあります。

というのもこのようなエリアの物件の周辺の環境が変わることがしばしば生じるからです。

例えば、これまでは窓から眺めがとても良かったのが、大きなマンションがすぐ近くに建って急に眺めが悪くなるということは起こりえることです。

筆者の住んでいる阪神地区でも駅周辺で大きなマンションが建ったりして、これまでのマンションからの眺めが悪くなったような物件が多々あります。

もちろんタワーマンションなどの高層階に住んでいるならば窓からの眺めが悪くなるということは考えられないかもしれませんが、2階から4階ぐらいならば眺めが変わる可能性があることを考えていたほうが良いかもしれません。

いずれにしても物件を選ぶさいには、窓から外を眺めてみること、また将来、周辺環境が変わる可能性があるのかどうかについても考えてみるのは良いことです。