小規模マンションオーナーの日記


8月 09, 2024

管理会社は募集家賃を思い切り下げて空室を埋めようとする 要注意

筆者も大東建託パートナーズ管理の小規模マンションオーナーなので、しばしば筆者の小規模マンションがあるエリアのなかの大東建託パートナーズ管理の他の物件の入居者募集状況などを、大東建託のいい部屋ネットのサイトから調べることがあります。

そうすると興味深いてんに気づかされることがあります。

以前ですが筆者の小規模マンションとよく似ていたマンションで昨年の夏ごろから4部屋ほど空室になっていた物件がありました。

夏から秋、そして秋から冬とずーと入居者募集をしたままで、入居者が決まらないままです。

このままこの物件は永久に入居者が決まらないのではないかと思いきや、1月~4月中旬ぐらいまでの、最も入居者需要が高まる時期に、すべて入居者が決まってしまったようです。

こういったところに大東建託の入居斡旋力を見ることができます。

過去においてもこれと似たような事柄は何度かあったように思います。

ですから大東建託パートナーズ管理の物件の場合、多少空室が増えることがあっても、ゆったりとした気持ちで待ち続けると、いずれは入居者が決まることが多いように思います。

ところで、大東建託のいい部屋ネットのサイトを注視して気づいた別の事柄ですが、今年の3月下旬ぐらいから入居者募集を始めたお部屋の場合、入居者募集家賃が安くなっているというてんが気になります。

賃貸アパート画像

大東建託設計施工管理の木造アパート。

ある物件などは、人気はない物件ですが以前の家賃が37000円だったのが、新たな入居者募集家賃が30000円となっています。

なんでこんなにも下げたの?と思ってしまうのですが、最近の入居者募集家賃が?と思うぐらい安くなっているケースが多々あるのです。

募集家賃が下がると、周期的に行われるオーナーに支払われる賃料改定においても、賃料が下げられる可能性が大きくなります。

家賃設定の方針に多少の変更が加えられたのでしょうか。

ただでさえ大東オーナーの大東建託への不満で多いのが賃料の下げなのに、こんな調子ではさらに大東オーナーの不満が大きくなるばかりです。

となるとレオパレス21のようにオーナーから攻撃されて会社の経営そのものが大変なことになるという可能性もないとは言い切れません。

 

 

追記:国土交通省のウェブサイトによると

【賃料は変更になる場合があります】

○多くのサブリース契約では、定期的に賃料を見直すこととなっています。

○「家賃保証」と謳われていても、入居状況の悪化や近隣の家賃相場の下落によ り賃料が減額する可能性があります。

アパート等のサブリース契約を検討されている方は 契約後のトラブルにご注意ください!

と書かれており賃料が減額する理由は

・入居状況の悪化

・近隣の家賃相場の下落

とあります。

ですから入居状況が悪化すると募集家賃を下げて改善しようとするわけです。

そこで割を食うのはオーナーで募集家賃が下がると、いずれは賃料減額へとつながります。