修繕費 施工業者によって不当に工事価格が高くなっていることがある?
以前に投稿した記事
大東建託のフルパッケージプランでもオーナーが費用負担する工事
でも書きましたが、筆者の小規模マンションの共用部の照明器具のLED化に伴なう、工事の話が大東建託パートナーズの物件担当者よりありました。
ますます従来の蛍光灯や水銀灯は、入手が難しくなっていくために、LEDへの交換はいたしかたないことで、交換工事は、いずれは行わなければならないことで、工事を受け入れました。
そして大東建託パートナーズの物件担当者がもってきた工事発注書を価格面で協議して、最終的に署名捺印したわけですが、大東建託パートナーズの物件担当者が帰ってから、しばらくしてもう一度、発注書の工事内訳をじっくりと見てみました。
すると照明器具の台数が多く見積もられていることに気づきました。
自ら、マンション内の廊下に行って、照明器具の台数を数えてみましたが、台数が多く見積もられています。
さらに非常誘導灯でない照明器具が非常誘導灯として数えられているものもありました。
実際のところ非常誘導灯となると、通常の共用灯の6~7倍の価格になる場合があります。
それで明らかに、ピンハネされているか、単なる間違いかどちらかわかりませんが、これでは不当に損失を被るので、大東建託パートナーズの物件担当者に、その旨を電話で伝えました。
すると、しばらくしてから、再びマンションにやってこられ、物件担当者も確認作業をしてくださり、工事内訳の台数違い等をすべて認めてくれました。
どうやら、大東建託パートナーズの担当者も、忙しくて発注書の作成にあたっては、下請けの電気屋さんにお任せしていたようで、電気屋さんからの聞いた事柄に従って作成していたようです。
そして再確認作業のさいには、あの電気屋も呼んだようです。
そして翌日に工事発注書を作成し直したものを持ってきますとのことになりました。
そしてその通り持ってこられましたが、工事価格がやはり、かなり下がっていました。
それにしても電気屋が今回の工事でピンハネしようとしたのか、それとも間違いだったのかはわかりません。
しかしそのような電気屋ならば、下請けリストからは外してほしいものです。
また工事発注書の工事内訳を鵜呑みにせずに、お金を支払うオーナーもしっかりと精査したうえで、合意することの大切さも学ばされました。