エレベーター有りか無しかのマンション 入居率はやはり!!
昔は5階建ての団地でもエレベーターがついていない団地も珍しくありませんでした。
団地の住人もエレベーターがなくとも不平も言わず階段をせっせと上がっていったものです。
しかし時代は流れ、今では4階建て以上のマンションではエレベーターは必ずといっていいほど設置されています。
そしてエレベーターの有り無しによって
そのマンションの入居率にも多少の影響があるのは
事実のようです。
というのも私のすぐ近くに築年数が35年以上のマンションがありますが、4階建てで、1フロアーあたり6部屋の18部屋と1階がテナントというマンションですが、エレベーターはありません。
家賃も周辺相場にそった家賃なので1階テナントは入居していますし、住居部分も空室が目立つということもありませんでしたが、最近は多少、空室が増えてきています。
しかもその空室ですが
4階が6部屋中、3部屋が空室 空室率50%
3階が6部屋中、2部屋が空室 空室率33%
2階が6部屋中 空室なし 空室率0%
と18部屋中5部屋が空室、つまりは全体の空室率は約28%ですが上階が空室率を大きくしていることがわかります。
そしてその原因はエレベーターがないために3階よりも上階にはなかなか入居者が見つからないというのが原因のようです。
以前に書いた記事
「エレベーターがなければ入居者が決まらない」
に書いたことですが、入居率の高い大東建託のマンションでもその傾向があるようです。
それでは4階以上のマンションならば今後はエレベーターの設置をしなければならないということになるのでしょうが、しかしマンションオーナーにとってはそれが悩ましいところでもあります。
というのも
エレベーターは金食い虫
だからです。
エレベーターを設置するならば、共益費も毎月3000円程度はプラスされることになり、入居者負担となります。
さらに経年劣化によって、エレベーターのリニューアルとなるとマンションオーナー負担となり、相当額の費用負担となるでしょう。
そう考えると、怖ろしくなりますが、4階以上のマンションを建てるのならばやむえないでしょう。
それならばエレベーターの設置が必要でない、大東建託が得意とする2階か3階建ての木造アパートのほうにしようと考えるオーナーさんもおられるかもしれません。
エレベーター – 賃貸用語集|いい部屋ネットの大東建託リーシング (eheya.net)