小規模マンションオーナーの日記


1月 06, 2019

いい部屋ガスがついに関西に進出!!


花画像

大東建託はエネルギー事業にも力を入れている。

賃貸住宅新規建設が伸び悩む昨今、賃貸住宅最大手の大東建託は、他の分野にも力を入れています。

代表例としては介護や保育事業があります。

そしてさらにエネルギー事業にも力を入れています。

この分野においては残念なことですが、電気事業においては挫折し撤退してしまいましたが、ガス事業においては電気事業の失敗の轍を踏むことがないように着実に拡大しているようです。

このガス事業、いい部屋ガスともいいますが、当初は東京ガスエリアのみの提供でした。

しかし東京ガスエリアでの事業で着実な進展があったのか次に日本で首都圏に続く経済エリア、京阪神エリアでも、いい部屋ガスの提供を始めるようです。

このてんで大東建託のニュースリリース2018年11月5日の「大東建託グループの株式会社ガスパル 東京ガスエリアに続き 11月12日より、大阪ガスエリアで都市ガス事業に参入」では

大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:熊切直美)の100%出資子会社であるガス供給会社、株 式会社ガスパル(本社:東京都港区、代表取締役社長:中川健志)は、11月12日(月)より、大阪ガス株式会社の供給 区域(大阪地区等)で都市ガス事業「いい部屋ガス」のサービスの提供を開始します。 今回の大阪地区での都市ガス事業参入は、2017年12月よりサービスを提供している東京ガスエリアに続いて2地域目 となります。このサービスは、事業参入する地域の当社グループ管理建物で、新たにご入居のお申し込みをいただくお客 様が対象です。

www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2018/aqehc4000000a2wt-att/gasuparu_oosakasannyuu_1105.pdf (閲覧日2018年12月13日)

と報じました。

賃貸アパート画像

賃貸住宅最大手の大東建託設計施工管理の木造アパート。

当面は新たな入居者のみに提供するということですが、この面で十分に処理が行えるようになっていくと、次にすべての入居者にサービス提供が行われるようになっていくのかもしれません。

料金も大阪ガスの標準料金よりも一律3%割引というわかりやすいシンプルなものになっています。

このてんで競合業者である関電ガスも電気とのセット割で3%割引となっていますので、同じ割引率となっています。

ですから例えば電気はlooopでんきにしているならば、関電ガスよりも、いい部屋ガスにしたほうがお得になるということになります。

もちろん懸念材料としては、首都圏では成功した事業でも阪神地区では苦戦することがあります。

大阪の独特の風土というのか、阪神地区に進出したものの、結局はうまくいかず撤退した東京系の会社は幾つかあります。(例えば西武百貨店、そごう)

商売のためには土下座してでも買ってもらおうとする大阪の風土にうまく浸透できるかどうかというのがありますが、他社よりもお得感を十分に打ち出せばうまくいくかもしれません。

 

追記:いい部屋ガスの料金は、通常の大阪ガス料金よりも3%程度安くなるというものですが、関西地区では関電ガスも安いとの評判があります。

例えば関電ガスのガスと関西電力の電気とセットで契約すると、「電気セット割引」が適用され、ガス料金の「基本料金+従量料金(原料費調整額は含まない)」から3%割引になるとのことです。

さらに期間限定のキャンペーン等を利用するとさらなる割引を期待することもできます。

私も現在は、大阪ガスエリアにおいて関電ガスにしていますが、多少は割安感はあるでしょうか。

ところで、いい部屋ガスですが、新たな入居者のみに提供するということですが、どれくらい浸透しているのでしょうか。

いい部屋でんきの時は、浸透力はかなりのものだったようですが、大東建託グループ側の処理が大変すぎて撤退してしまったので、今回は慎重に徐々にシェアを拡大させていくようですが、将来的に、いい部屋ガスのサービス提供の機会が開かれたら関電ガス→いい部屋ガスの乗り換えを検討してみようかと思います。

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