いい部屋ガスのサービスが始まる?
2017年も間もなく終わろうとしていますが、大東オーナーとして??と思った出来事は、突然にいい部屋でんきの受付が停止になった事柄です。
私の所有マンションにおいても、いい部屋でんきの受付が行われていましたが、それからしばらくして、受付が停止になった時は、何が起きたんだろうと、ちょっと驚きましたが、その後メディアの報道は電気小売事業からの事実上の撤退というふうに報じました。
この出来事は、幾らか大東オーナーとしては残念に思った出来事でした。
現在は、いい部屋でんき加入者が他の電力会社への切り替え期間ということで、多少混乱が生じているともいわれています。
ところでそのようなさなか、意外なニュースが入ってきました。
日経エネルギーnext2017年12月18日の「新電力撤退で混乱中の大東建託、ガス販売を開始」という記事によると
「いい部屋でんき」をやめる大東建託グループが、「いい部屋ガス」を始める――。12月18日、驚くべきニュースが飛び込んできた。 大東建託の100%子会社でLP(液化石油)ガス販売を手がけるガスパル(東京都港区)が、東京ガスの供給エリアで都市ガス販売を始めると発表したのだ。今回、ガスパルが都市ガスを販売するのは、電力と同じく大東建託の管理する賃貸物件の入居者だ。サービス名も、電力の「いい部屋でんき」にならい、「いい部屋ガス」としている。
と報じています。
このように
いい部屋ガス
のサービスを始めるというのです。
もちろん今回サービスを提供する会社は大東建託100%の子会社ガスパルで、いい部屋でんきを提供していた大東エナジーとは異なる会社のようです。
ガスパルは以前から都市ガス販売の準備を進めてきて、今回営業へとこぎつけることができたようですが、「いい部屋でんき」の二の舞を踏むことがないようにもしているようです。
上記の記事には
ガスパルは、「混乱が生じないよう、当面は12月18日以降に入居を申し込む世帯からの受け付けに限り、既存の入居者は対象外にする。法人契約も対象外とし、手続きはWebサイトからのみとした」という。この点では、大東エナジーの教訓を生かした。
と書かれています。
そして料金についても
ガスパルは「東京ガスよりも一律3%安くする」という。基本料金、従量料金とも、東京ガスの3%引きに設定している。
とのことです。
ところで当面は東京ガスエリアのみということで、関西に住む私には当分サービスを受けることはなさそうですが、今後「いい部屋でんき」の汚名を晴らすことことができるかどうか注目です。