入居した賃貸住宅の台所が臭い場合どのように対処する
筆者の知人の住んでいた、アパートのオーナーさんが破産してしまい、突然アパートを退去するように言われたそうです。
その知人70歳を超え、住み慣れた住居を追われることになり気の毒な事でしたが、そのアパートのすぐ近くのアパートになんとか引っ越すことができました。
しかし問題が生じます。
知人がいうには台所が臭いというのです。
実際のところこの知人のように新しい賃貸物件に引っ越したものの、台所が臭くて困惑するケースがあるようです。
そして台所が臭い理由は、様々あり、すぐに解消できる場合もあれば、なかなか解消されない場合もあります。
いずれにしても、可能であれば賃貸物件を見に来た時に、台所が臭いかどうかを確認してみることは賢明といえるでしょう。
部屋を借りる前に、管理会社に台所の臭さを解消を頼むなりした後に、契約することもできます。
しかし部屋を借りた後に、台所が臭いということに気づく場合もあると思います。
その場合は、ネット検索で台所の臭さを解消させるための様々な方法を扱った記事がありますので、その方法をとりあえず試してみることができるかもしれません。
それでも解消しない場合は、管理会社に連絡し対処をお願いしてみましょう。
さらに台所の不満としては、シンクが狭くて小さすぎるといものもあります。
このようなてんは入居を決める前によく確認することができるので、台所をよく活用するならば、シンクの大きさが十分かを調べたうえで入居を決めることができるでしょう。
もちろん台所についての不満は、台所をよく活用する方にみられる不満だと思います。
単身者向きアパートやマンションで、ほとんど料理をすることがなく、自宅で食事をするとしても、いつもスーパーなどで買った、お惣菜などですませている入居者からは台所についての不満というものはないかもしれません。
ところで台所以外で入居者が不満に感じているてんとしては浴室の鏡が曇るといった不満もあるようです。
その場合は曇りにくい鏡に替えるなどして対処できるかもしれません。管理会社に相談してみるならば替えてくれるかもしれません。(費用は自己負担になるかもしれません)
いずれにしても今の時代、入居者が部屋を選ぶ時代ですので、なるべく入居者にとっての不満の種を解消できるように部屋の設備を整えていきたいものです。
追記:管理会社や家主の責任には
・建物の消耗品の交換
・共用部分の清掃、老朽化した物品の交換
・不法投棄された粗大ゴミなどの回収
・水回りのトラブルなどの対応
・退去後の清掃作業
などがあります。
不法投棄されたゴミ等については家主には責められることはないにしても、家主が回収しなければならないとは、理不尽なことですが、仕方ありません。
ところで台所が臭う場合も、解決には家主が責任を負うことになります。
つまりは入居者側は、道理にかなった手段で台所の悪臭を解決しようとしても解決しなかった場合は、管理会社に連絡して解決してもらうことができます。
解決方法としては排水管に問題があるために、下水が逆流して悪臭がする場合は、排水管の修繕ないしは交換が必要になるかもしれません。
とくに建物自体が築年数が経っているならば、経年劣化によって排水管が傷んできている可能性もあります。
しかしただ排水管が詰まっているだけならば、その詰まりを解消するための、パイプクリーナー等の使用で解決できる場合もあります。
それで入居者側で、どうしても解決できない場合もありますので、その場合は管理会社に遠慮なく連絡し、解決してもらいましょう。
キッチン – 賃貸用語集|いい部屋ネットの大東建託リーシング (eheya.net)