小規模マンションオーナーの日記


4月 16, 2018

入居率の鍵となる元付け業者と客付け業者!!

アパート画像

大東建託設計施工管理のアパート。全体的に入居率が高い。

私の所有物件で退居届けがでましたので、今後の入居募集に関心があるところですが、ある時ホームズのサイトから所有物件の募集状況を確認してみました。

するとこのサイトのなかでは、この物件を扱う会社が〇件ありますとも表示されています。

つまりはこの物件の入居斡旋を行っている不動産業者が〇件もあるというのです。

ところで私の所有物件の管理会社は大東建託パートナーズです。

ですからおもに入居斡旋を行っているのは大東建託リーシングと大東建託パートナーズと思われますが、当然のこととして、これらの会社が単独で入居斡旋を行うといわけではありません。

現実的に私の所有物件のある街から北に数kmも離れたところに、大東建託リーシングの支店がありますので、もしも単独で入居斡旋を行うとすりならば、なかなか入居者が決まらないでしょう。

そこで私の所有物件のある街の不動産屋さんにも入居斡旋を行ってもらう必要があり、現にそのことが行われているのです。

そして入居斡旋を行う業者ですが、元付け業者と客付け業者に分けられるようです。

この場合、私の所有物件の場合は、元付け業者は大東建託パートナーズになると思われ、客付け業者は大東建託パートナーズから仲介を依頼された他の業者ということになります。

そして入居者が決まれば、入居者から仲介手数料を取ることができますが、通常は客付け業者が仲介することができたならば、仲介手数料の半分は元付け業者の大東建託パートナーズに支払わなければならないことになるようです。

花画像

物件エリアにある地元の不動産屋さんは、入居斡旋において重要な存在。

ところで入居斡旋力の強化のために、元付け業者が行える事柄として客付け業者の数を増やすことができるのではないかと考えてしまいがちですが、実際ところ私の所有物件においても客付け業者の数は数十件もあり、これだけの不動産屋さんで入居斡旋が行われているのならば、入居者がすぐに決まってしまうのではないかと思ってしまうかもしれません。

しかし要は数よりも質で、客付け業者がどれだけ意欲的に入居斡旋を行ってくれるかにもかかっています。

残念ながら大東建託パートナーズがどのように客付け業者に入居斡旋意欲を起こさせているのかは、物件オーナーにはわかりません。

ですから仲介業者が多いからといって、すぐに入居者が決まるかどうかもわかりません。

ただわかるのは大東建託グループの物件の入居率が高水準を保っているということ、またそうするためのノウハウを持っているということは確かなようです。

ただ正直言って、今回の所有物件の募集家賃、多少高いように感じるので、それで入居者が決まるのかどうか、幾らか不安にも感じているのですが、それでも大東建託の得意の仲介力で入居者を決めてしまうのかどうかを見守っていきたいと思います。

 

追記:あれからやはり募集家賃に割高感があったためか、なかなか入居者は決まりませんでした。

元付け業者と客付け業者の役割は重要ですが、コストパフォーマンスのある募集家賃も重要なようです。

 

また元付け業者が客付け業者にも仲介依頼をするのはなぜでしょうか。

そのことで仲介手数料は客付け業者のものになります。

しかし客付け業者によって入居者が決まることによって

・管理物件の入居者を上昇させることができる

・管理業務で収益を上げることができる

などがあります。

なので元付け業者は、客付け業者に優先的に入居者を付けてもらえるように、お金をかけることもあるのです。

 

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