既製品を使用している建物や設備のほうが修繕負担が安くなる
インターネット上のある記事で、大東建託パートナーズの外壁塗装の工事費用が高いという内容の記事を読んだことがありました。
実際のところ以前に、大東建託パートナーズの担当者も、大規模な修繕工事の時は「塗装代が高いかもしれない」ということを言われていたので、大東建託パートナーズの外壁塗装の工事費用が高いというのは、どうやら真実のようです。
それではなぜ高いのでしょうか?
その理由は、塗装そのものの品質によって塗装代金が大きく違ってくるというてんがあるようです。
当然のこととして高品質な塗装を使用するならば、費用は高くなり低品質の塗装を使用するならば、費用は安くなります。
大東建託グループの場合は、既製の塗装ではなく、大東建託グールプ独自の、比較的に高品質な塗装を使用するために費用が高くなってしまうのではないかと思われます。
ところで既製品となると、大量生産が行われているために、どうしても費用は安くなります。
ですから何でも大量に出回っている既製品で満足するならば、全体的にかかる費用は安くなります。
その一方で、ある製品が提供する企業独自のものとなると、費用は高くなります。
というのもその企業独自の製品ですから、競合するものがなく価格競争が行われることもないので、費用は高くなります。
ところで上記のような事柄が如実に表れるのが積水ハウスの住宅です。
戸建ではシャーウッド、賃貸住宅ではシャーメゾンでよく知られていますが例えば
・自室にLAN工事入れるの、6万弱かかる、積水ハウスの鉄筋は特殊構造で、積水の請け負いじゃないと出来ないから
といったコメントや
・積水ハウスではアルミサッシやお風呂等の住宅設備が自社オリジナル寸法で作られてるため、既製品が使いにくい
といったてんが指摘されています。
ですから積水ハウスの提供するものでしか、交換や修繕が行えないといわけですから、費用は高くなってしまうのです。
そう考えると、品質は良くても既製品が使えないというのも考えものです。
前もって作ってある商品。
既製品 – ウィクショナリー日本語版 (wiktionary.org)
とありますが、前もって大量に生産され大量に出回っている資材のほうが当然、コストを抑えることができるということです。