5月 28, 2022
東京の人口が再び増加に転じる コロナとの共存時代は再び都心回帰?

2020年春に始まったコロナパンデミック。
社会に大きな影響を及ぼしてきました。
とりわけ不動産においては、テレワークの普及のためか、オフィススペースの縮小傾向が始まり、都心のオフィス需要が若干低下しているようです。
なかにはこの機会に本社機能を都心から地方に移転した会社もあるようです。
ところで賃貸住宅オーナーにとっての関心は、今後の賃貸住宅需要がどうなっていくのかというてんです。
コロナが始まったころは、テレワークの普及などによって、地方への大移動が始まることを危惧した賃貸住宅オーナーも少なくないと思います。
しかしあれから数年が経過し、実際のところは、さほど地方への移動が行われたわけではないようで、入居率も家賃相場も安定していて安堵しているオーナーさんも少なくないことでしょう。
むしろ地方では入居率の改善や家賃相場の上昇などが生じたのでしょうか。
おそらくは多くの場合は、そうではないのではないかと思われます。
ところでコロナが収束したわけではありませんが、コロナとの共存時代へと移り変わり、コロナ前に戻りつつある昨今、都心への人口流入が再び始まっているようです。