小規模マンションオーナーの日記


3月 15, 2023

京都にはタワーマンションがない?他の都市でも規制が


タワーマンションといえば東京に多くありますが、大阪にもタワーマンションが数多くあります。

先日も大阪の福島から中之島へと徒歩で歩いていると、大阪の昔ながらの下町エリアから中之島へと近づくと、次から次へとタワーマンションがあり、大阪の市街地にもタワーマンションが数多くあるんだと認識させられました。

分譲マンション画像

市街地にある高層マンション。

ところで、不動産と言えば、高騰しているのが、東京と京都と言われています。

なぜ京都の不動産は高いのでしょうか。

幾つかの理由がありますが

 

その1つは、マンションの供給戸数が少ないというてんがあります。

具体的には東京の1/23です。

ということは需要≫供給ということで不動産価格が高くなるということです。

 

2つめの理由は、人気の観光地というてんがあります。

たしかに京都には他のエリアない魅力があり、住んでみたいと思う方も少なくないようです。

 

3つ目の理由としては、有名な世界的な企業の本社があるというてんもあります。

「任天堂」・「京セラ」・「日本電産」・「オムロン」・「村田製作所」・「ワコール」・「島津製作所」・「ローム」があり、世界に通用する企業の中心地でもあります。

さらに意外なことですが京都は、これまで地震や洪水といった自然災害にあまり直面してこなかったということも人気の理由になっているようです。

 

ところでこの京都ですが

タワーマンションがありません。

その理由は、地域住民による反対が強いためのようです。

またタワーマンションはエリアの景観を損なう懸念も、京都ではタワーマンションが建てられない要因になっているようです。

それでタワーマンションが1棟もないわけですから、マンション供給戸数が東京と比べて圧倒的に少ないのもうなずけます。

 

さらに京都市に次いで神戸市も三宮駅周辺のタワーマンションの建設にストップをかけたようです。

神戸市も優れた観光都市ですが、どちらかと言えば、京都や大阪に押され気味です。

しかし三宮駅周辺は北野異人館や、神戸の中華街などもあり、神戸の集客の中心地です。

そのような場所にタワーマンションは不似合いということのようです。

 

それで景観を重視する観光地にはタワーマンションは似合わないということのようです。

 

タワーマンションの定義があいまいなところがあるかもしれませんが

超高層マンション(ちょうこうそうマンション)とは、従来のマンションと比べて際立って高い住居用高層建築物の俗称。その外観の形態からタワーマンションとも呼称される。 日本では超高層マンションに対する法的な定義はないが、『マンション学事典』では建築基準法第20条「高さが58mを超える建築物」と同義としている(ほぼ同程度の高さとなる18階超も含まれる)

超高層マンション – Wikipedia

ということのようです。

マンションの弱点 塩害によってALCパネルや鉄筋が腐食するリスクが

 

追伸:その後、人口減少を食い止めるためにも、京都やその他の都市でもタワーマンション建設規制が緩和されてもいるようです。



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