賃貸住宅経営のために融資をしてくれる金融機関も様々
アパート経営を行うために、アパートローンを借りる人は少なくありません。
そしてアパートローンを提供してくれる金融機関も様々です。
どんなところがあるでしょうか。
まずは都市銀行:東京三菱UFJ、三井住友、みずほ、りそなその他の大手信託銀行がそれにあたりますが、なんといっても魅力は金利の低さです。
ネット銀行でアパートローンを扱うようになるならば、ネット銀行のほうが金利は低くなるかもしれませんが、現時点ではアパートローンは都市銀行で借りるのが一番、金利を低くおさえることができます。
例えば、りそな銀行でしたら30年変動金利で、だいたい1.5%前後ぐらいでしょうか。(融資状況によって提示する金利が異なる場合がありますので、借りる前に金利を確認してください)
しかし審査が厳しいのと、融資を受けるまでに時間がかかること、融資を受けた後も、度々財務状況のチェックを受けることがあります。
次に地方銀行があります。
筆者自身、地方銀行との取引がないので詳しいことはわかりません。
ただ地方銀行といえばやはり都市銀行よりも敷居が低く、融資条件もやや緩いといえるかもしれません。
ただデメリットとしては、金利が都市銀行よりもやや高いこと、その地方銀行の地元でなければ融資を受けることができないなどのデメリットもあります。
次に信用金庫、信用組合がります。
金利はやや高めですが、法人の目的が利益主義ではなく地域の繁栄や相互扶助を目的とした組織なので、個人や小規模事業者にとってはつきやいやすい金融機関といえるかもしれません。
都市銀行や地方銀行で融資を断られても信用金庫では融資をひくことができたという例も少なくないと思います。
ところで以外とアパートローンという形で融資を受けているかどうかはわかりませんがアパート経営の資金調達として多く利用されているのがJA農協です。
やはりアパートを建てるさいに農家の場合はお金のことになると頼りにするのがJAだからかもしれません。
筆者がアパートローンを借りている銀行の担当者も「JAからお金を借りてアパート経営をしている方が多い」と言っておられました。
またJAから借りている場合は、借り換えることもほとんどないとのこと・・
まあ農家であればそれでいいのかもしれません。
このようにアパートローンは様々な金融機関がありますが、それぞれメリットそしてデメリットがあります。
置かれた状況を鑑みてベストの選択をすることができます。