大東建託グループの社員による残念なニュースが発生
最近になってやや業績が上向いている大東建託グループ。
大東オーナーの筆者もやや安心といったところでした。
しかし時々ですが大東建託グループの社員による残念なニュースが入ってくることがあります。
1つ目は大東建託のニュースリリースでも公表されたものですが
当社連結子会社の不適切な会計処理に係る調査に関するお知らせ
このたび、当社社員が当社連結子会社において不適切な会計処理を行っていたことが判明いたしました。
詳細につきましては、現在調査中ですが、現時点で判明している状況および、今後の対応につきまして、
下記のとおりお知らせいたします。
Microsoft Word – 20220524_開示文書(提出版).doc (kentaku.co.jp)
というものです。
どうやら現時点で判明しているだけでも7億円程度の不正処理が行われていたようで、今後さらに拡大する可能性もあるとのことです。
こちらの事件は、あちらこちらのメディアで取り上げられており、株価にも多少なりの影響が生じているようです。
今後、不正に関与した社員の氏名の公表や、処分などが大東建託側から明らかにされるかもしれません。
ところで2つ目の件ですが、朝日新聞や時事通信などで報じられましたが
架空の投資話を持ち掛け400万円を詐取したとして、警視庁目白署は25日までに、詐欺容疑で、賃貸住宅建設大手の大東建託元支店長、原秀昭容疑者(33)=住所不定=を逮捕した。容疑を認め、「多額の借金があり返済に充てた」などと話しているという。
大東建託元支店長を逮捕 投資話で400万円詐取容疑―警視庁:時事ドットコム (jiji.com)
というものです。
比較的若くして大東建託の支店長になったようで、仕事はできる人だったようですが、しかし一攫千金を目指した投資で失敗して2億円以上借金をかかえて、犯罪にいたったケースのようです。
また当然のことですが大東建託の支店長職もすでに懲戒解雇になっているとのことです。
2022年は相次いで、社員による不祥事のニュースが報道され、大東オーナーとしても、とても残念なニュースでした。
もちろんこのような社員による不祥事は、積水ハウスや大和ハウス工業でも生じている事柄で、会社が完全に防ぐことはできませんが、これを機に防止策などが講じられるものと思われます。
大和ハウス工業ではしばしば不祥事が発生 影響は軽微というが・・