小規模マンションオーナーの日記


6月 28, 2020

窮地のレオパレス21にヤマダ電機が・・

大規模なアパート施工不良が発覚してから、経営再建中のレオパレス21.

しかし前途は多難と言われています。

単独での再建は、かなり厳しいようで、注目されているのは有力な支援先です。

これまでも支援先として、ソフトバンクの噂もありましたが、しかしこの話は実現性がかなり薄いようです。

さらに旧村上ファンドや村上氏がレオパレス21の経営に関心を示しているようですが、レオパレス21側が拒否しているようです。

そのようななかヤフーニュース2020/6/22の「債務超過寸前のレオパレス21 救世主は「ヤマダ電機」 メリットはあるか?」(文春オンラインより)には多少驚かされました。

それによると

一体どこが再編相手なのか。金融機関幹部が明かす。 「最有力は、家電量販大手のヤマダ電機です」

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/af51cc54f4017f2a41e66ab2a99ac6a0d2a1b742(アクセス日2020/6/24ヤフーニュースは期日がくれば削除されます)

と報じました。

このように支援の最有力は

ヤマダ電機

なんだそうです。

この情報元は金融機関幹部ということですが、レオパレス21の主要取引銀行のりそな銀行か三井住友銀行幹部ということでしょうか。

銀行にしても、万が一、レオパレス21が破たんしてしまえば、痛手を受けます。

なのでとにかく破たんを回避するために、いろいろと画策していることでしょう。

実際に最近でも、かつては地銀の優等生とまでいわれたスルガ銀行が、シェアハウス「かぼちゃの馬車」関連で不正融資が発覚し、経営が傾いたところへ家電量販店のノジマが支援しています。

またシャープも経営が傾いた時に金融機関の思惑で台湾企業の支援で経営再建中です。

ということでレオパレス21もとなるわけですが、今のところヤマダ電機は肯定も否定もしていないようです。

 

ただヤマダ電機の思惑とも一致するはずで、ソフトバンクや旧村上ファンドよりも可能性はかなり高いのではないかと見られています。

そのヤマダ電機の思惑とは

それは主力の家電量販店市場は頭うちだとみているゆえにヤマダ電機は近年、住宅や不動産、金融事業などに力を入れているというてんです。

しかも賃貸や不動産仲介を行うヤマダ不動産も設立しています。

そこで賃貸住宅と建設事業で、実績のあるレオパレス21を手中に収めることには、ヤマダ電機としてもメリットがあるのではないかということです。

 

もしもレオパレス21がヤマダ電機の支援を受けつつ再建し息を吹き返すようなことになれば、賃貸住宅最大手の大東建託や積水ハウス、大和ハウスにも脅威になるかもしれません。

 

とにかく企業間競争の激しい家電量販店業界トップのヤマダ電機ですから。

 

 

 

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