小規模マンションオーナーの日記


8月 11, 2024

まさかの高額修繕費用に備えて損保への加入は重要事項

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築年数が経つとともに思わぬ高額の修繕費用がかかる場合がある。

アパートマンション事業においてリスクとなるのは、建物維持管理に費用がかかるというてんです。

知り合いのビルオーナーさんがおられますが、3階建てのテナントビルを所有しておられます。

RC造りのビルですが、築30年以上の物件です。

最近、雨漏りがするということで、修繕をすることになりましたが、建物を調べていると、鉄骨階段にも問題が見つかり、鉄骨階段の修繕はクレーン作業で行うとのこと。

雨漏りと鉄骨階段修理で修繕費用が300万円するとのことです。

あまり資金的な余裕がないオーナーさんなので、資金調達のために親族などからお金を借りたりして乗り切るそうですが、この方のアパート事業は今後も大変だろうなあと思います。

ところで修繕費300万円というとかなり高額に感じますが、アパートマンション事業の場合はそのような高額な修繕費は珍しいことではありません。

以前、大東建託パートナーズの担当者のコメントに、近年水害による建物被害が頻発しているようですが、アパートが床上浸水による被害をうけた場合の1部屋あたりの修繕費は、だいたい250万円ぐらいだそうです。

1部屋で250万円ですから4部屋被害を受けたとしたら1000万円の修繕費がかかることになります。

1000万円というと、よほど資金的な余裕のあるオーナーさんでないとすぐには出せない金額です。

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損害保険によって修繕費用を補償することができる場合もある。

となると頼りになるのが損害保険です。

最近の損害保険は水害による建物被害を補償してくれるものがあるようです。

実は、大東建託パートナーズも、オーナーさんが加入している損害保険を1つ1つチェックして、水害被害を補償するものとなっているかどうかを確認しています。

筆者の物件も大東建託パートナーズ管理物件ですが、大東建託パートナーズの担当者から電話があり、確認されました。

筆者の物件は大東建託の営業所の紹介で、損保ジャパン日本興亜損保に加入しているのですが、その旨を伝えると、営業所のほうと連絡を取って、保険内容を確認するとのことでした。

アパート事業に詳しい方などは、なるべく保険に加入し、しかもできるだけ特約などつけたほうがいいとも言われますが、確かに突然の高額の修繕費等を自費で支払うとなると大変なので、損害保険にしっかりと加入するのは重要な事だと思います。

ところで前述のオーナーさん、修繕のことで、しばらく精神的に動揺しておられたようですが、やっと気持ちが落ち着いてこられたようです。

いずれにしてもアパート事業は予期せぬ問題に直面することがあります。

そのための備えも心掛けていきたいものです。

 

 

追記:マンション経営のリスクには他にも盗難などによって建物が壊れるということがあります。

この場合も損害保険によって建物の修繕費用が補償されることがあります。

そのてんについては以下の記事をご覧ください。

 

つい最近、損害保険会社から、はがきがきました。

この時期になると保険会社からくる確定申告のさいに添付する書類です。

つまり自分の賃貸物件に火災保険をかけているのですが大家さんにとって自分の所有物件に火災保険をかけるのは必要事項と考えています。

筆者の物件にも大東建託をとおして損保ジャパン日本興亜の保険に加入しています。

そして保険料は払わなければならず、一般家庭が加入する火災保険よりも高額な保険料を支払わなければなりません。

かしそうするだけのメリットは十分あると思います。

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損害保険に加入する重要性が増し加わっている。

一例をあげると、数年前、父が大家だったときに、1階のテナントが事務所荒らしに遭遇し、シャッターとガラスを壊されたことがあります。

早速、修理することになりましたが、修理代は十数万円かかりました。 壊されたシャッターの修繕費用と、1階エントランスのガラスだったので、高額の修繕費用がかかったようです。

しかしこのとき火災保険に加入していて、このような被害に遭遇したさいの、特約のようなものにも加入していたようで、そのために修繕費用が補償され、さらに損保会社からお見舞い金も支給されました。

保険に加入していて本当に良かったと思いました。

最近の火災保険には自然災害補償が付帯されているものも多くあります。 ですから火事以外でも大雨、洪水被害に対応したものがあります。

とくに近年は水害被害や台風による暴風被害が多発しています。

多くの家庭や集合住宅で、被害が生じましたが、損害保険の補償の対象となったために助かったケースも少なくないようです。

さらに地震保険もありますし、オプションで家賃補償、また人的な被害に対応できるものもあります。 大切な賃貸物件の守るためにも、保険についてまじめに検討していきたいものです。  

賢い者は災いを見て自ら避けー古代の格言  

もちろん損害保険に加入すると保険料を支払わなければなりませんが、残念なことに災害が増大しているためか、保険料は値上がりし続けています。

しかし万が一の損害が生じた時に、お金がなくて修繕できないという事態を避けるためにも損害保険の加入は必須事項のように思われます。

住宅総合保険 – 賃貸用語集|いい部屋ネットの大東建託リーシング (eheya.net)