小規模マンションオーナーの日記


2月 29, 2024

賃貸大手の大東建託パートナーズによる空き家管理サービス


賃貸アパート画像

大東建託施行管理の賃貸アパート。

最近は筆者の住んでいる周辺エリアでも空き家が増えてきたように思います。

空き家といっても所有者がいるわけですが、何らかの事情で長期間留守にしているといった住宅です。

例えば高齢者宅の場合は長期入院等で留守にしていることがあるかもしれません。

ないしは高齢者が1人で暮らしていくのが大変になったために、子供宅に滞在するようになったり施設に入居したりして家を留守にせざるをえなくなるということもあると思います。

あるいは亡くなった親から家を相続したものの、住むわけでもなく、しばらく間そのままのしているというケースもあります。

さらには働く世代の住宅においても転勤等で、しばらくの間、家を留守にしていなければならないといった事もあるでしょう。

この場合、留守宅の状態が気になるものです。

この住宅の近くに住む親戚などがいて、時々家の様子を見にいってもらえる方がいれば助かりますが、そうでなければ自ら様子を見に行かねければならないかもしれません。

もし見にいくだけで多大の時間と費用がかかるならば、相当のストレスにもなるかもしれません。

このような社会の風潮のなか

空き家管理サービス

というものが、注目を集めています。

このサービスを行っているのは大東建託グループの大東建託パートナーズです。

花画像

長期間留守にしている家でもあったもきちんと管理しておきたいもの。

基本的なサービスとしては月に一度の訪問して外壁の破損や雨漏りがないかチェックしたり、郵便物を整理して転送するというものですが大東建託パートナーズのサービスについて日経新聞2017年12月1日の「空き家管理、月5000円程度 防犯や定期的な外観チェック 」という記事には

大東建託パートナーズ(東京・港)は換気や屋内外の清掃を含めて月額1万円(税別)で請け負う。震度5強以上の地震や台風といった災害時は無料で追加の見回りをする。家の中に入らず、外観のみを確認する割安プランも月5000円で提供しているが、顧客の7割以上は内部チェックも希望するという。「定期的に水道に水を流したり換気をしたりしないと家が傷む」(同社) 

空き家管理、月5000円程度 – 日本経済新聞 (nikkei.com)

と述べています。

一か月で5000円~10000円の料金ということで、さほど高くはないように思います。

時々多大の時間と費用をかけて見にいくことを考えると安い買い物ともいえるかもしれません。

さらに大東建託も賃貸住宅市場の将来が不透明ななか、新たなビジネス開拓となり、今後ますます空き家が増えていくことが予想されるなか成長が見込める分野のビジネスとして新たな収益の柱の1つにしていくこともできるでしょう。

利用者にも大東建託にもメリットがあるこのサービス、今後が楽しみです。



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