大手都市銀行のりそな銀行の渉外担当部署が特殊になった?
りそな銀行といえば、都市銀行でもあり、信託機能も付与されている他の都市銀行にはない特別な銀行です。
ただ他の都市銀行と比較して、明らかに見劣りするのは、海外業務です。
なので、国内での事業に力を入れていますので、都市銀行のなかでは比較的、個人顧客を重要視してくれる銀行なのではないかと思われます。
それで、一時期は国内でのアパートローンにも、かなり力を入れていた時期があります。
そして、りそな銀行のアパートローンは、変動金利でローン金利を1%台に抑えられており、長年の取引で信用してもらえるようになると、金利交渉を行ってローン金利を0.5~1.0%にしてもらうこともできます。
なので個人の賃貸住宅オーナーにとっては、とてもありがたい銀行です。
ところで、このりそな銀行ですが、営業体制を大きく変えました。
具体的には、1つの市にりそな銀行の支店が3つあるとします。
これまでの形態は
A支店 窓口業務 営業(渉外担当)
B支店 窓口業務 営業(渉外担当)
C支店 窓口業務 営業(渉外担当)
というものでした。
それを今後は
A支店 窓口業務
B支店 窓口業務 営業(渉外担当)
C支店 窓口業務
といった形態にしていくんだそうです。
つまりはA支店とC支店の営業(渉外担当)をなくし、B支店に営業(渉外担当)を集約させるというのです。
なのでA支店とC支店の営業(渉外担当)はB支店に移ることになります。
そしてB支店からA支店とC支店の営業活動も行うというのです。
その目的は、営業担当を1つの支店に集約することによって、一層の営業力の強化を図るということなのですが、A支店とC支店の顧客にはなるべく迷惑をかけないようにするとのことです。
しかしA支店に口座を持ち、A支店とアパートローンの取引があった場合は、これまではA支店の渉外担当のお世話を受けていたのが、今後はB支店の渉外担当になります。
取引のある企業などで、挨拶などに行く場合には、どちらの支店に行けばよいのかということになるかもしれません。
おそらくはB支店でしょうか?
それともA支店にB支店の渉外担当がしばしば足を運ぶようですので、その機会にA支店に行くことになるのでしょか?
多少、違和感を感じる体制になってしまったようですが、今後も試行錯誤をしながらもなんらかの変更が生じるかもしれません。