フルパッケージプランかスタンダードプラン 大東建託の2つのプラン
フルパッケージプランとスタンダードプランというと何のことかと思われるかもしれませんが、大東建託と一括借り上げ契約をした時に、アパートマンションオーナーが選べるプランのことです。
2つのプランの違いは簡単には修繕費込みがフルパッケージプランで修繕費はオーナー負担となる場合はスタンダードプランとなります。
オーナーさんは大東建託と一括借り上げ契約を行うときに、どちらかのプランかを選ぶことができますが、最近は
フルパッケージプランを選ぶオーナーさんのほうが
多いようです。
それでは実際のところどちらがいいのかということでうすが、建てるアパートマンションのエリアの家賃水準やオーナーさんの資産状況によって左右されるということになると思います。
通常はフルパッケージプランでもスタンダードプランでも家賃収入の約10%は大東建託パートナーズによって引かれます。
管理費としてです。
それに加えてフルパッケージプランの場合は修繕費用として5%程度が引かれる、そのような仕組みになっています。
5%というとレオパレス21のオーナーさんが修繕費用で引かれるのが7.9%といわれていますので数字上では、お得感があります。
では大東建託と一括借り上げ契約を行うならばフルパッケージプランのほうが良いということになるのでしょうか。
一概にはそういえないようです。
というのも一般的には、管理コストはフルパッケージプランよりもスタンダードプランのほうが結果的には安く抑えることができるともいわれているからです。
もちろん比較的、
家賃水準の高いエリアであるならば、
スタンダードプランのほうが良いということになるようです。
一方でフルパッケージプランの物件に対しては大東建託パートナーズは修繕については消極的、スタンダードプランの物件に対しては大東建託パートナーズは修繕については積極的、とりわけしなくてもよい修繕まで言ってくるという批評がありますが、本当なのかどうかはわかりません。
私の物件はスタンダードプランですが今のところは、積極的に修繕を提案してきているという感じはなく、不要な修繕までも提案してくるということはありません。
ですから費用負担もさほどありません。
またこのサイトの他の記事でも、2つのプランの一長一短について取り上げています。
追記:フルパッケージプランとスタンダードプランの修繕費についてですが、大東建託のニュースリリース2019/9/2の「株式会社ダイヤモンド社に対する勝訴判決のお知らせ」によると
2018年11月末現在の外壁塗装工事実施状況からは、大東建託パートナーズ株式会社が修繕費用を 負担するフルパッケージ契約物件では、建物オーナーが修繕費用を負担するスタンダードプラン契約 物件と比較して修繕が少ないとする本件記事とは、反対の修繕状況にあることがうかがえる。
証拠からは、大東建託パートナーズ株式会社が建物オーナーに対し、一般的な発注額に比べて不当に 高額な請求をしているとは認められない。
と書かれており、フルパッケージプランよりもスタンダードプランの修繕が多いという批評には真実性がないということになります。