銀行のほうからローン金利を下げてくれることはまずありえない
以前に大東建託の営業の方との、お話をしていた時に、銀行のローン金利の話になりました。
その時に営業の方が「絶対に銀行から金利を下げるといったことは言わないから、自分のほうから金利交渉をもちかけてください」とアドバイスしてくださいました。
そこで、今度、銀行の担当者に会った時に金利交渉の話をしてみようと心に決めていました。
実は2年前にも金利交渉をして、少し金利を下げてもらったことが、あったのですが、もう一度ダメモトで挑戦してみようと思っていたのです。
そこで、他の用事で、銀行の担当者が来られた時に、思い切って話を切り出しました。
すると担当者は「そうですね。最近は住宅ローン金利も驚くほど低くなってますしね。検討してみます」と言われて帰られたのですが、それから1時間ほどして、担当者から電話がかかり「金利の話をされましたが、そのことで支店長と一緒に訪問したい」とのこと。
それから数日後に、支店長と担当者が来られました。
ひょっとしたらお断りのために訪問してこられたのかとも思いましたが、支店長が話を切り出され「優遇金利幅を0.2%拡大させていただきます」とのこと。
どうやら今回も金利交渉で金利下げを受入れてくださったようです。
2年前の金利交渉では0.1%下げてくださいましたので、今回と合わせて0.3%下げてくださったことになります。
やはり言ってみるもんだと実感しました。
そしてアパートローンの場合は、借入金額が大きいので、0.1%下げてくれるだけでも、毎月の返済額がそれなりに軽減されます。
もちろん銀行サイドとしても、限りなく金利下げに応じてくれるわけではないと思いますが、また数年後に再茶チャレンジしてみたいとも思います。
ところで支店サイドで金利交渉に応じてくれても、銀行によるのかもしれませんが、筆者の場合は、支店で稟議を本部の融資部門に提出して承認されてからと言われました。
ですから仮に決まったということで、正式に決まるまでは、数週間待たなければなりません。
最近はアパートローン審査が厳しくなっているとも言われていますので、却下される可能性もあります。
それで多少は心配しましたが、数週間後に担当者から電話で承認されたということの連絡が入り、ほっとしました。
それから数日後に金利変更の書類に署名捺印をして正式に金利下げが決まりました。
追記:金利を0.1%下げてもらうだけで、毎月の銀行への支払いが軽減されるものです。
筆者のような小規模マンションオーナーでも、0.1%下げてもらうだけで数千円ほど軽減されました。
もしも数億以上の借入をしながら、大規模に賃貸住宅経営をしている方ならば、0.1%下げてもらうだけで、毎月の返済が1万円以上は軽減されると思います。
1万円は大きいです。
ところで銀行との金利交渉をスムーズに行うために行ってきた事柄としては
・毎月の返済をきちんと継続的に行う
これは絶対に必要条件だと思います。
さらに銀行は投資信託や保険商品などの金融商品も販売しており、それらの金融商品を提案してきます。
それで
・さほど損にならないような金融商品ならば提案に応じる
ことによって銀行との取引を厚くすることによって、銀行との関係を強化することによっても金利下げ交渉の下地を作れるようにすることができます。
私も銀行が提案するファンドを購入したり保険にも加入してきました。
このように銀行としても、私のようにカモのような顧客は他行にもっていかれたくないと思っていますので、少しぐらい金利を下げてやろうかといった感じになるんだと思います。