小規模マンションオーナーの日記


11月 05, 2020

ビレッジハウスを運用する米ファンド レオパレス21支援の狙いは?


ダッチロール状態だったレオパレス21を支援したソフトバンク系の米ファンドですが、ファンドの巨額投資のおかげでレオパレス21そのものは経営破たんを免れることになりました。

ところでこの米ファンド、フォートレス・インベストメント・グループという名称のグループですが、レオパレス21に巨額な資金を投じるだけのメリットがあるのでしょうか。

最近はこの件に関するニュース記事をしばしば目にするようになりました。

アパート画像

レオパレス21の賃貸住宅アパート群。

そして実際的にレオパレス21を支援する具体的なメリットとは?

 

その1つには

今でも50万戸以上の管理戸数がレオパレス21にはあるというてんです。

管理戸数そのものは最大手の大東建託グループの半分といえども、かなりの規模です。

この50万戸のアパートをうまくいかせれば収益が得られるという計算があるのでしょう。

 

さらにこのフォートレス・インベストメント・グループは日本でビレッジハウスという賃貸住宅を運営しています。

現在のところビレッジハウスの管理戸数は約10万戸なんだそうですが、今後レオパレス21の管理戸数を合わせると、60~70万戸になるのです。

つまりは2種類の賃貸住宅を運営することによって相乗効果が生じることをもくろんでいるのではないかと言われています。

もちろんレオパレス21のアパートは主に単身者向けのもので、単身赴任者や学生、外国人などをターゲットにしたものです。

それに対してビレッジハウスは、もともとは雇用促進住宅をフォートレス・インベストメント・グループが買い取ったものを、リノベーションなどを行って運営しているもので、主にファミリー層を対象にしたものです。

なので種類が違う2種類の賃貸住宅を統合するのは、難しいかもしれませんが、しかしスケールメリットととも、よく言われますが、規模の拡大による建築資材や建物設備の購入コストのコストダウンなどの図ることはできます。

 

ところでレオパレス21は今後、施工不良の解消工事のために訳1000億円が必要になると言われていますが、フォートレス・インベストメント・グループはこのてんも承知のうえで支援を行っていて、長期的な視点からは、それでも収益を確保できると計算しているものと思われます。

実際のところ、このファンドのしたたかなところは、レオパレス21の決算を遅らせることにより、市場の不安をあおり、レオパレス21の株価を下げたのちに、支援することを公表し、安い値段でレオパレス21をものしようとしたのではないかとの観測もあります。

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