小規模マンションオーナーの日記


9月 09, 2023

外壁の大規模修繕工事費用 経費か資本支出になるか?


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賃貸住宅は周期的に大規模な修繕工事を行う。

賃貸アパート、マンションは周期的に修繕を行う必要が生じてきます。

経年劣化とともに、外壁塗装工事やRC造りの場合は屋上の防水工事を行う必要が生じてきます。

この場合、足場をかけて行いますが、大規模な修繕工事となります。

かかる費用も半端ではありません。

大東建物管理物件の場合も、10年か20年でこのような修繕工事を行います。

筆者の所有マンションも10年になりますが、今のところ大東建物管理から大規模修繕の話はありませんので、どうやら15年以降でで行うことになりそうです。

ところでこの大規模修繕でかかる費用は修繕費用として不動産経費として計上することができます。

もちろんこの場合、修繕費として認められるか、資本支出となり減価償却費用の対象になるかは、様々な事情により判定が異なるので注意が必要です。

税理士さんとよく相談してみるのが良いことだと思います。

おおまかに修繕費とみなされる条件をあげてみますと

1回の支出が20万円以下の場合なら、全額を修繕費とする。

ですから20万円以下であれば問題なく修繕費とみなされます。

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9月 05, 2023

既製品を使用している建物や設備のほうが修繕負担が安くなる


インターネット上のある記事で、大東建託パートナーズの外壁塗装の工事費用が高いという内容の記事を読んだことがありました。

実際のところ以前に、大東建託パートナーズの担当者も、大規模な修繕工事の時は「塗装代が高いかもしれない」ということを言われていたので、大東建託パートナーズの外壁塗装の工事費用が高いというのは、どうやら真実のようです。

それではなぜ高いのでしょうか?

その理由は、塗装そのものの品質によって塗装代金が大きく違ってくるというてんがあるようです。

当然のこととして高品質な塗装を使用するならば、費用は高くなり低品質の塗装を使用するならば、費用は安くなります。

大東建託グループの場合は、既製の塗装ではなく、大東建託グールプ独自の、比較的に高品質な塗装を使用するために費用が高くなってしまうのではないかと思われます。

ところで既製品となると、大量生産が行われているために、どうしても費用は安くなります。

ですから何でも大量に出回っている既製品で満足するならば、全体的にかかる費用は安くなります。

 

その一方で、ある製品が提供する企業独自のものとなると、費用は高くなります。

というのもその企業独自の製品ですから、競合するものがなく価格競争が行われることもないので、費用は高くなります。

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9月 02, 2023

大規模修繕工事を行うタイミング 外壁目地の破れの状態


アパートにしても、マンションにしても、10年~20年の間に1度は、建物に足場をかけて外壁塗装や補修を行います。

いわゆる大規模修繕工事です。

費用もかなりの高額になる工事です。

なのでどのタイミングで行うかは重要な判断となります。

このてんで昔は竣工から10年で行うことも珍しくはなかったようですが、近年はもう少し後になって行うケースのほうが多いように感じます。

筆者の自宅のある近辺でも、分譲マンションの場合は、竣工から12~15年で行うケースが多くみられ、賃貸住宅となると15~20年に行うことが多いように思われます。

 

ところで大規模修繕工事を行う目安となるものに、外壁目地があります。

ウィキペディアによると

建築物や土木構造物において、少し間隔を空けた部材間の隙間・継ぎ目の部分。とくに、組積みする石・煉瓦(レンガ)・コンクリートブロックの継ぎ目、あるいは仕上に貼るタイルの継ぎ目を指す。

目地 – Wikipedia

と書かれています。

賃貸住宅においては、コンクリートブロックやタイルの継ぎ目に見られるものです。

例えば、そのような箇所をコーキングして建物を保護することになります。

そしてもしもコーキングされてないと建物の継ぎ目から、雨漏りするようになり建物が傷みます。

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8月 24, 2023

木造のアパートに人気があるのはなぜか 建設会社も木造に注力


2010年当時ですが、当時は大東建託設計施工の物件は、筆者の周辺エリアではRC造りで4階建てマンションが2,3棟竣工されましたが、最近ではいい部屋ネットの大東建託の新しい物件といえば、木造アパートが主流となっています。

というか筆者の周辺エリアでは、いい部屋ネットの大東建託の新しい物件はすべて木造アパートです。

高さは3階までの木造アパートですが、この種のアパートだとエレベーターを設置する必要もありません、給水のためのポンプを設置する必要もありません。

ですから初期費用もかなり抑えることができますし、エレベーターや給水ポンプがない分、維持管理コストも抑えることができ、賃貸住宅経営に優しい物件ともいえるかもしれません。

ところでなぜ木造アパートに人気があるのでしょうか?

それは木造だと

建築費が安くて済むからです。

ニュースイッチ2018年6月26日の「ハウスメーカー大手、「木造住宅」相次ぎ投入のワケ」という記事には

少子高齢化により新設住宅着工戸数が減少傾向にある一方で、人件費や材料の高騰などを受け住宅価格は上昇している。そうした環境下で複数の住宅メーカーが新たな市場を掘り起こすべく、若年層に着目。一次取得者(初めて住宅を購入する世帯)の獲得に向け、主力のプレハブ住宅よりも安い普及価格帯の木造住宅商品を相次ぎ投入している。

引用:ハウスメーカー大手、「木造住宅」相次ぎ投入のワケ

と述べていて、住宅価格が上昇しているなか安い木造住宅にハウスメーカーが力を入れているとのことです。

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8月 22, 2023

管理会社や管理組合による着服 発覚後に修繕積立金が数倍にも


賃貸アパートマンションでは毎月、家賃の他に管理費が徴収されます。

筆者の所有マンションでも、各部屋に同額の管理費が徴収されています。

管理会社は大東建託パートナーズですが、徴収されている管理費がどう使われているかのかは報告等はありません。

ただ周辺エリアの同じような物件と管理費がほぼ同額ならば、妥当なんだろうと思います。

ところで分譲マンションとなると管理費だけでなく修繕積立金も毎月徴収されることになります。

大規模なマンションとなると修繕積立金も莫大な金額になることでしょう。

このようなマンションには管理組合や理事会などがあり、これらのお金のチェックなどにあたりますが、しかし時々、管理会社、マンションの理事長などの着服あるいは流用が明らかになることがあります。

例えば新潟のあるリゾートマンションではマンションの理事長が7億円も着服していたことが発覚したことがあるそうです。

この理事長、公認会計士でもあったので、他のマンションオーナーたちも信用しきっていたそうですが、その信用が仇になったようです。

だれもが組合の通帳を確認することがなく、ずるずると着服を許してしまったようです。

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8月 20, 2023

マンションの排水管の洗浄費用 オーナーの費用負担はなし

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先日のことですが、大東建託パートナーズの担当者から電話がかかってきました。

大東建託パートナーズの担当者から電話からかかってくると、何の用だろうドキドキします。

たいがいは修繕のことが多いのですが、今回もそれに類することでした。

そしてその内容とは、私の小規模マンションの1つの部屋から排水官が臭いとの訴えがあったとのことです。

そこで排水管の洗浄のために業者に来てもらうので、私が使用している駐車場に業者の車を停めさせてもらえないかというものでした。

ところでこの排水管の洗浄は、周期的に行われる事柄です。

一般社団法人全国管洗浄協会のウェブサイトにも

排水設備で扱う排水は、使用した水や湯の中にさまざまな混入物が含まれるので、その水質は極めて複雑である。これらの混入物は、その排水設備が適正に設計・施工されていたとしても、使用者の不注意、設備の劣化、清掃の不徹底などによって、機器や排水管内に停滞・沈殿あるいは付着し、排水不良・管閉塞などのトラブルを生じさせ、排水機能が正常に働かないことが多々ある。・・これらを阻止するには、定期的に清掃して予防することが必然となる。

引用:www.zenkankyo.jp/seisou (アクセス日2020/2/15)

と書かれています。

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8月 05, 2023

20年までで行う大規模修繕工事の費用てどれくらい?


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大規模な修繕工事には、かなりの費用がかかる。

アパートやマンションの大家をやっていて、いささか不安になるのが10年~20年に1度、行う大規模修繕工事の費用がどれだけかかるかという事柄があります。

だいたい行うことは、足場をかけて外壁の塗装、そして防水工事、その他補修工事といったところです。

大東建託物件の場合は10年か15年目そして20年目に行うようです。

筆者の所有マンションも10年超になりますが、今のところ、そのような話もありませんし、大東建託パートナーズの担当者が「15年か20年でやりますかね・・」と以前、言っておられたので、どうやら10年では行わないようです。

ところで、最近ですが仕事であるマンションに入ったところ、大規模修繕工事の計画についてのお知らせが貼られていました。

このマンションはファミリータイプ(おそらく各部屋が3LDK)で9階建て、住居は2階~9階が4戸づつの32戸で1階がテナントになっています。

そして分譲マンションで、築13年となっています。

そして来年に大規模修繕工事を行う計画ということですが、総費用は5000万円以上です。

5000万円以上ということは6000万円~7000万円かかるのかもしれません。

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8月 02, 2023

立入ができないマンション屋上に上ってみると・・


 

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多くのマンション屋上は原則立ち入ることができない。

以前のことですが台風による暴風時にマンション屋上から異様な音が聞こえてきました。

そこで気になっていたので、マンションの管理会社の大東建託パートナーズの物件担当者に、台風時にマンション屋上で気になる音がしたので見てほしいと伝えたのですが、それから何の音沙汰がなく見に来られたかどうかもわかりません。

どうも大東建託パートナーズの物件担当者は時々交代しますが、担当者によって、迅速にきちんと仕事をしてくださる方と、イマイチ頼りにならない担当者とに分かれます。

そこでこのマンションのオーナーになってからは1度もマンション屋上を見にいったことがなかったのですが、アマゾンで2.6Mの梯子を6500円で買って、マンション屋上に上ってみることにしました。

筆者のマンションの場合、屋上にいくためには最上階の廊下に梯子をかけて、小さな屋上の出入口から上ることができます。

多少危険の伴う行動でしたが、マンションオーナーになってから、いつかは屋上がどうなっているか見てみたいという思いがあったので、危険を感じながらも屋上に上ってみました。

まず屋上に上って屋上全体を見た印象は、思っていたよりも狭いと感じました。

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外壁塗装の費用に大きな差が生じるのはなぜ?大手の建設会社が高い?


 

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外壁塗装を含む、大規模修繕工事には多額の費用がかかる。

アパートやマンションを経営していると10年~20年に1度は外壁塗装工事などの、比較的費用のかかる改修工事を行います。

このさい屋上のあるマンションであるならば、屋上の防水工事も併せて行うこともあることでしょう。

多くの場合、足場をかけて行いますので、費用はそれなりにかかります。

このてんで、大東建託グループの物件であるならば、10年か15年のいずれかで行うことになります。

そして20年という場合もあるかもしれません。

いずれにしても、このさいは費用がかかるわけですが、大東建託グループの物件の場合の

工事費用が高いのではないか

というコメントを時々、目にすることがあります。

例えば週刊ダイヤモンド誌2017年6月19日の「「危ないアパート建設」の誘惑、あなたの親も狙われている!」という記事には、ある大東オーナーのコメントとして

かつて大東から建物の外壁塗装を1800万円で持ち掛けられたが、別の業者に見積もりを依頼すると、総額900万円で済むと言われるなど、大東への不信感は根強い 

 

引用:「危ないアパート建設」の誘惑、あなたの親も狙われている!

と書かれていました。

この大東オーナーさんが、その後どうされたかはわかりませんが、外壁塗装の工事費用がこうも違うと私も同じ大東オーナーとして考えさせられます。

しかし冷静になって考えてみると、大東建託がオーナーに高い料金を請求しているとは必ずしもいえないてんもあります。

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6月 18, 2023

大東建託パートナーズから電話 共用灯のLED化ですが費用が・・


以前のことですが大東建託パートナーズの物件担当者から電話がありました。

たまたま外出中で、妻が応対しましたが、後日また電話するとのこと。

妻からそのことを聞いて、今回は何の話だろうとモヤモヤした気分で、翌日を迎えました。

マンションの共用灯。今後LEDしか使用できなくなる。

というのも大東建託パートナーズからの電話といえば、修繕のことで、かかる費用のことについての話が多いので、緊張します。

それでとても気になったので、翌朝、私のほうから物件担当者に電話をしてみました。

携帯電話の番号を知っていたので、電話すると今日は在宅ワーク中とのこと。

そして先日、電話をかけたのは、やはり修繕についてのことでした。

 

筆者の場合、大東建託パートナーズとの管理契約がフルパッケージプランでないので、修繕についての電話がかかってくるのです。

そして今回の内容ですが、なんと共用廊下の照明ですが、筆者のマンションの場合は、蛍光灯が使用されていました。

しかし知らなかったのですが、今は政策的に、蛍光灯や水銀灯をなくし、すべての電灯をLEDにすることが推進されているとのことです。

それで蛍光灯そのものが、だんだんと少なくなっており、交換費用も高騰傾向にあるようです。

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