小規模マンションオーナーの日記


6月 08, 2025

入居前の内覧でしっかりと確認すべき事柄とは?後悔しないためにも

賃貸住宅のお部屋を賃借するにしても

マンションを買って購入するにしても

あるいはアパートオーナーになってアパートを建てるにしても、入居したり、アパートをオーナーに引き渡す前に

必ず内覧する機会があります。

この内覧の機会、けっこう重要な行事で、この時点で不良な部分を見つけるならば、多くの場合、無償で改修工事を行ってくれます。

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入居前の内覧は重要なイベント。

ではどのようなてんに注意を払うことができるのでしょうか。

①壁や柱。

壁にはクロスなどがされていると思われますが、湿気のために腐食や剥がれ、カビがないかどうかを調べることができます。

また柱については不自然に傾斜していないかどうかを注意いたしましょう。

②床

フローリングに目立つ割れがないか、畳の場合、腐食やカビがないか調べます。

また実際に歩いてみて、大きく沈んだり、異様な音がしたりしないか、そして床が大きく傾斜していないかをチェックしてみると良いでしょう。

壁にしても床にしても、簡単に改修できることもあれば、改修困難の場合もあります。

その場合は入居を断念したほうが良いかもしれません。

③天井

水染み等。

水染みがある場合、屋根が腐食している可能性があり、大雨の時に雨漏りする可能性があります。

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6月 04, 2025

入居者用アプリの活用を強く勧める大東建託パートナーズ!!

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スマートフォンアプリから幾つかの手続きを行うことができる。

以前のことですが、ポストに大東建託パートナーズの担当営業所から手紙が届いていました。

どうやら郵便物という形で、郵便局が配達したものではなく、大東建託パートナーズ営業所のスタッフが直接配達したもののようです。

そこには、ご入居者様へ重要なお知らせと書いています。

重要なお知らせとは何だろうと、多少不安に感じながら開封することに。

ひょっとしたら消費増税が上がる予定なので、消費増税が上がると、家賃等も値上がりするかもしれないといった内容のものかとも思いましたが、開封してみると、そこには

入居者様専用「スマートフォンアプリ」ご登録のお願い

と書かれていました。

たしか以前から、入居者用アプリという便利なツールがあることは知っていましたが、入居者さんには、なるべく登録し活用してくださいということなのでしょうか。

ところでこの入居者用アプリでどのような事ができるのでしょうか。

それは

①家賃の支払い履歴や明細の確認。

②領収書の発行。

③契約内容の確認や、変更手続き。

 確か契約の更新も、このアプリで行うことができたと思います。

④管理会社へのお問い合わせ。

 設備の故障の修繕の依頼や、騒音トラブル等も連絡することができます。

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5月 31, 2025

賃貸住宅最大手の大東建託パートナーズの引越しの特別割引!! 

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大東建託パートナーズ管理のアパート。

以前のことですが、筆者の所有マンションのある周辺エリアの大東建託パートナーズ管理のアパートマンションの掲示板には、大東建託パートナーズによる引越し特別割引の広告が掲載されるようになったことがありました。

筆者の所有マンションでもそうですが、近くの大東建託パートナーズ管理のアパートの掲示板にも掲載されています。

提携している引越し業者は、サカイ引越センター、引越社、アート引越しセンター、日本通運といった大手の引越し会社ばかりです。

いざ引越すとなる入居者にとっては、とてもありがたいサービスかもしれませんが、アパートマンションオーナにしてみれば??

なにか入居者に引越しを促しているようにも思えて、あまりいい気がしません。

オーナーにとっての最悪のシナリオは、入居者が退去→入居者募集→なかなか入居者が決まらない→募集家賃の値下げ→借り上げ賃料の値下げというシナリオです。

近くのある大東建託パートナーズ管理物件のあるオーナーさんは、引越し特別割引の広告を外したようです。

筆者も内心はそうしたいところですが、そのままにしました。

ところで2月下旬から4月といえば最も入居と退去のサイクルが活発になる時期です。

例えば4月から転勤になる場合は3月上旬に辞令がくるみたいなので、3月上旬から中旬に退去の申出が多くなるともいわれています。

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5月 25, 2025

アパートやマンションの駐輪場設備 盗難リスクがある場合も

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近年、市街地において。お手軽で便利な乗り物といえば自転車です。

とにかく燃料費がいらない、適度な運動になる、一方通行の規制にひっからないなどの様々なメリットがあります。

よって自転車を購入し利用している方はとても多いと思いますが、問題もあります。

例えば戸建て住宅であるならば、敷地内に駐輪スペースを確保し、自転車の盗難が発生しやすい深夜などは、門扉に施錠をしているならば、通常は鍵を壊したり、塀を乗り越えてまでも自転車を盗む人はほとんどいません。

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屋外にある駐輪場。

しかしアパートやマンションそして団地などの集合住宅になると事情が異なってきます。

このような集合住宅の場合、駐輪スペースは多くの場合、屋外にあります。

そしてだれしもが出入りが自由に行えるのです。

よって屋外の駐輪スペースに置かれている自転車は盗難にあったり、いたずらされたりすることがあるのです。

筆者の近隣エリアのマンションにおいても、マンション内に駐輪していた自転車が盗難にあったこと、注意するようにとの注意喚起が掲示板でなされていることがあります。

特に近年は、電動自転車やスポーツタイプの自転車などの高額な自転車も多くみられます。

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5月 21, 2025

大東建託パートナーズの対応に不満があったとしても・・

ツイッターのコメントに

大東建託パートナーズ(管理部)は困ったときに何もしてくれないし最後は無視してくるから最悪。本社「お客様サービス室」に伝えてもまた管理部に投げるだけで虚無ループ

といういささか乱暴なコメントを目にしました。

このコメントを書いたのが、入居者なのか、物件のオーナーなのか、それともどういう立場の人かわかりませんが、この大東建託パートナーズの管理部とは、どの部署のことを言っているのでしょうか?

入居者さんならば、フリーダイヤルで大東建託パートナーズのコールセンターに電話して連絡することができます。

オーナーであるならばオーナー専用ダイヤルに電話すると物件を管理している大東建託パートナーズの支店に電話をかけることができます。

ところでお客様サポートセンターというのは、おそらくはどうやら、いい部屋サポートセンターのことのようです。

おそらくは入居者さんならば、まずはいい部屋サポートセンターに電話をかけると思いますので、どうやらこのツイッターのコメント者は大東建託パートナーズの管理部に電話をかけたということなので物件のオーナーなのかもしれません。

物件のオーナーが、物件で生じているなんらかの問題のために、物件を管理している大東建託パートナーズの支店に電話をして連絡しても動いてくれなかったといことかもしれません。

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5月 16, 2025

大家から突然の退去要請があっても断ることもできる場合がある

最近は賃貸住宅派が増えていると言われています。

理由としては

①分譲マンションの価格が高過ぎて手が出ない。

②転勤のある仕事なので賃貸住宅のほうが都合が良い。

といった理由があります。

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賃貸住宅派が増えていると言われている。

ところで賃貸住宅暮らしの良いてんは、家賃をさえきちんと支払っているならば、後は居住のためにかかる費用がほとんどかかりません。

例えば固定資産税は0円、建物共有部分の修繕費用は0円(共益費は負担)、もともと賃貸住宅の設置されていたエアコンや給湯器などの修繕や交換費用も基本的には0円です。

ですからこんなに気楽な暮らしはありません。

しかし、やはり怖いリスクがあります。

それは

突然に大家から退去要請が来る

場合です。

それは起こり得る事柄です。

筆者も若い時に、突然に大家夫妻が、訪ねてきて、建物がかなり傷んでいるので、建替えたいと思うので、退去してくれないかと言われたことがあります。

もちろん建物を壊すための退去の場合は、敷金も全額返却されますし、退去までの家賃が免除されることもあります。

しかし愛着のある住居をから突然に退去してくれと言われると、ショックを受けます。

特に何十年も暮らしてきて、高齢になった時の突然の退去要請はつらいことでしょう。

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5月 15, 2025

消防設備点検を無視するマナーの悪い入居者さんがいる社会的な義務なのに

 

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消防設備点検は年2回程度行われる。

筆者の所有マンションでは1階に不要広告やチラシなどを、すぐに捨てることができるように箱を置いています。

入居者の利便性のために置くことにしたのですが。

それにしても、しばしば不要チラシや広告がポストに投函されるので、箱がすぐに満杯になります。

ところで本当に不要なチラシや広告を捨てるのは、かまわないのですが、時々びっくりするようなものが捨てられていることもあります。

例えば顧客に商品を宣伝するために郵便でハガキや手紙が投函されても、それを送り先の住所氏名がついたまま捨てられていることがあります。

これではまるで個人情報、丸出しです。

 

ところで先日捨てられていたものに、大東建託パートナーズからの書類がありました。

その内容は、先日行われた消防設備点検のさいに不在だったために点検が行われなかったこと。

それで点検日の調整を行うので、大東建託パートナーズの担当店に電話かメールで連絡してほしいという内容です。

しかしそれにしてもその書類を捨てていたということは、その入居者さん、全然消防設備の点検に協力する気がないということなのでしょうか。

本当に困ったものです。

ところでこの消防設備点検ですが、消防法(第17条の3の3)で定められている、必ず実施しなければならない法定点検です。

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5月 10, 2025

賃貸住宅退去が決まれば解約届けを速やかに提出すべきなのはなぜか?

年明けから3月は、街の不動産屋にとっては最も忙しい時期です。

この時期は賃貸契約解約届を提出して退去する方も多いですが、新たに入居する方も多い時期でもあります。

ところで3月中に引っ越すならば、2月中に賃貸契約解約届を不動産管理会社に提出する必要があります。

というのも多くの場合、賃貸契約は解約の一カ月前に届けることが規約されている場合が多いからです。

もし3月になってそうするならば、4月分の家賃も支払うことを求められることでしょう。

以前、職場の知り合いが家賃の値上げを求められた時に、賃貸契約を解約することにしたそうですが、1カ月分の家賃の支払いを求められ逆上し弁護士にも相談したという事を聞きましたが、よくよく考えてみると賃貸住宅管理会社に問題があるわけでなく、そういう規約があることを認識していなかった知り合いのほうに落ち度があったように思います。

筆者の所有物件においても、まさに末日に解約届を提出して、翌月に退去された方も過去におられましたが、もっと余裕をもって解約届を提出したほうが良いのではないかと思います。

もちろん住居については、多くの場合は1カ月前に解約届を提出することが求められていると思いますが、物件によっては2カ月ないしは3カ月前に解約届を提出することが求められている場合もあると思いますので、賃貸契約書の規約などをよく確認してみることをお勧めいたします。

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5月 09, 2025

賃貸住宅暮らしのさいに請求される敷金そして更新料とは?

最近は入居のさいに敷金0円を売りにしている物件も多くなってきました。

アパート急増により競合物件が多くなり空室率が上昇しているためです。

空室が多くなると、アパート経営そのものが成り立たなくなり、なんとしても空室を埋めるために入居のさいの敷居を低くするのです。

 

しかしそれでもテナント物件などは、しっかりと敷金が求められることがあります。

 

ところで敷金にはどのような意義があるのでしょうか。

そもそも敷金の意義は大家さんが家賃や修繕費を確保するために預かるためのものです。

預かるものですから、大家さんの収入にはなりません。

しかし敷金2割償却などと契約書に記載されているのならば、敷金の2割分は大家の収入として計上されます。

そしてその2割分については、入居者の退去時に返却する必要はありません。

ところで敷金は預かり金とはいえ所有権は大家にありますので、入居者が敷金の用い方について指図することはできません。

一方で大家のほうは、敷金のうち償却分以外の部分で、滞納された家賃分の充当、そして入居者の責任部分でかかった原状回復費用や修繕費を敷金で支払い、なおかつ余ったお金があるならば、退去時に入居者に返却する必要があります。

ですから大家も敷金はあくまでも預り金として取り分けておき、私用で使うことがないようにしなければなりません。

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5月 01, 2025

賃貸暮らしでも修繕負担が求められるどんなケースがある?

アパートやマンションの賃貸住宅に入居した場合は、住居にかかる費用は基本的には家賃、共益費、保険ぐらいです。

例えばエアコンや給湯器が故障してしまった場合でも、備え付けのもであれば通常は入居者は修繕のための費用を支払う必要はありません。

このようなケースでは通常は物件のオーナーが修繕費用を支払います。

大東建託パートナーズ管理のアパート。

しかし賃借しているお部屋のなかの、ありとあらゆる事柄の修繕のための費用を物件オーナーが負担しなければならないというわけでもありません。

このあたりの線引きが、管理会社によって幾らか異なることがあるのかもしれませんが、最近ですが賃貸住宅最大手の大東建託パートナーズが明確な指針を示してきました。

 

大東建託パートナーズ管理の賃貸住宅の場合は、エアコンや給湯器、浴室乾燥機、換気扇、温水洗浄便座やトイレなどの場合は、入居者による故意の故障でない限りは、ほぼすべて賃貸人が修繕費用を負担することになります。

なので修繕費用が高額になるエアコンや給湯器の修繕費用は入居者が負担することはありませんので、そのてんは気が楽でしょう。

しかし入居者が負担しなければならないケースが明確に示されています。

例えば具体例としては

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